『仕事に行きたくない』と考えている方はたくさんいます。
あなただけではないので『自分はダメな人間なのだろうか』と気に病む必要はありません。
現代は娯楽が多いです。1日中家にいたって動画鑑賞で楽しく過ごせたり、外に出たら出たで遊びに行ける場所がたくさんあったりして、仕事しないと暇な時間が多すぎた大昔とは違う環境です。
現代には現代の働き方、そして気分の改善方法があるのです!
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仕事に行きたくない日が長引くときに取れる乗り越え方

『仕事に行きたくない』気持ちというのは、誰でも起こる可能性があります。
『仕事に行きたくない』と感じてもそのまま普通に家を出て仕事に行けて、しかも一度職場に足を踏み入れれば、何だかんだ楽しく働けてしまうという方もいるでしょう。
ですが、中には『仕事に行きたくない』気持ちのせいで本当に憂鬱な状態に毎日晒されている方もいます。
ここでは、後者に該当する方……朝から1日中憂鬱な気持ちが続きやすかったり、毎日のように『仕事に行きたくない』と感じたりする方に向けて、メンタルの調整や乗り越え方について確認していきましょう。
■『仕事に行きたくない』ときにはこれを試してみる■
- 朝起きてその場でできる各種気分転換の方法を実行してみる
- 長期的な土台作りなら生活を規則正しく
- 習慣(ルーティーン)を作る
- 友人や家族に話を聞いてもらう
- 朝にリフレッシュメニューを取り入れる
- 仕事の後に楽しみな予定を入れる
- 思い切って1日仕事を休む
モヤモヤや憂鬱な気持ちを感じるのは誰でもあることです。例えば人間関係に恵まれまくっていて豊かな生活をしているように見えるリア充やパリピと呼ばれる方々でも、モヤモヤや憂鬱を感じることはあります。
人気者の芸能人でも、お金持ちの社長でもそうです。
それでも毎日調子が良さそうに見える他人は、メンタル管理(気分転換)が上手いことが多いです。
『気持ちの切り替えが上手い』という言い方もできます。
モヤモヤや不安定さを感じやすかったりすると、『気分転換をしてもこの苦しみは改善しない』と、最初から決めつけてかかってしまう方もいるでしょう。
ですが、ものは試し。それで前向きになれれば儲けものなので、今回ご紹介する対処法の中から、できそうなものを試してみましょう!
それぞれの項目について、以下で詳しく解説していきます。
乗り越え方1仕事に行きたくないときの乗り越え方(対処方法)を試す
朝起きて、『仕事に行きたくない』という気持ちに支配されてしまった場合、遅刻ギリギリだったら難しいかもしれませんが……一旦気分転換を試してみましょう。
■気分転換の方法■
- テンションが上がる音楽を聴く
- 心が前向きになるクラシックやヒーリングミュージックを聴いてみる
- 美味しい朝食を食べる
- 鏡に向かって『今日も良い日だ』『今日もイケてる』など前向きに話し掛ける
- 『職場の近くでスタバでカフェラテを買おう』など、家を出てすぐできることを考える
- ルーティーンを作ってしまう
音楽を聴くというのは、耳から刺激を入れてリズムによって強制的にテンションを高めやすい行動です。
美味しい朝食を食べるというのも気分が上がりますよね(夜のうちに美味しいパンなどを買っておいて作る手間を省いて特別な朝食にするのも良し)
そして言葉にはパワーがあります。鏡に向かって綺麗で前向きな言葉をかけることで、脳はそれが自分に投げかけられた自分への言葉だと認識し、良い言葉なら心を前向きにしやすいです。
他人の悪口を言うのはダメといわれている理由は、脳が一人称を判断せずに全ての言葉を自分への言葉と認識するからです。
つまり良い言葉を聞かせれば、心の安定を目指しやすいのです。
■ルーティーンや用事を作ることのメリット■
ここでは『スタバのカフェラテ』という内容を例に出していますが、好きな缶コーヒーや紙パックのカフェラテなどがあれば、『電車に乗る前の待ち時間でそれを飲む』という形で習慣にして、家を出る意欲を湧かせるのもありです。
ルーティーンについては、例えばスティーブ・ジョブズの例を挙げると、彼は基本的にいつも同じ服を着ていました。
野球のイチロー選手は、朝カレーを食べるという習慣を作っていました。
『だから何?』と、感じるかもしれませんが、人間はルーティーンを作ることにより決まった行動が染みつき、日々のモチベーションを維持しやすくなったりします。
例えば『電車に乗る前に特定の自動販売機の特定の缶コーヒーを飲む』ということをルーティーンにすれば、それを合図に仕事へのモチベーションが湧くように習慣作りを目指すこともできます。
家を出る前にモチベーションを上げたいなら、朝起きて家から出るまでの間に何かルーティーンを作るといいでしょう。
『毎日同じものを食べるのはちょっと……』という方もいるかもしれませんが、イチロー選手のように毎朝同じものを食べることを習慣にしても、仕事へ行くモードの切り替えスイッチとして身体に染み込ませる期待もできます。
乗り越え方2に話を聞いてもらう(友達を頼れないならサービスを利用する)
朝起きて『仕事に行きたくない』と感じた瞬間にできる方法ではありませんが、友達や家族など信頼できる人に話を聞いてもらうというのも良い方法です。
話すだけでスッキリして前向きになるケースもありますし、大きな問題があって『仕事に行きたくない』と感じている場合には、解決するためにはどうしたらいいか他人の意見で気付くケースもあるでしょう。
『友達がいない』『家族には話せない』
そういう方もいるでしょうが、今はとても便利で、辛いときには公的なサービスを利用して匿名で話を聞いてもらうこともできます。
また、ココナラなどのスキル売買サイト上では、心理カウンセラーなどが通話で話を聞くサービスを出品していることがあります。
『心療内科にカウンセリングに行くほどではないけど、憂鬱な状態が長引いている』というときは、そのようなサービスを利用して話を聞いてもらうのもいいでしょう。
話すことでスッキリするタイプの方は、ぜひ時間を作って『話す』という対処を検討してみてください。
乗り越え方3早寝早起きして朝のリフレッシュメニューを実践してみる
『仕事に行きたくない』という気持ちを作り出すものが何かというと、事情は人それぞれあるとはいえ、突き詰めれば脳(心)です。
ということは脳が前向きになることを積極的に実施すれば、ある程度のメンタルコントロールは可能です。
■メンタルをコントロールするために取り入れやすいこと■
- たくさん眠る(休日の寝溜めではなく)
- 早寝早起きして朝陽を浴びる
- 30分~1時間早く家を出てカフェでモーニング
- 負担の少ない軽めの運動(ヨガやストレッチ)をする
■睡眠時間はメンタルに影響を及ぼす■
職場に嫌なことがそれほどなくても、眠くて面倒くさいという気持ちが『仕事に行きたくない』という結論を作り出している方もいることでしょう。
短時間睡眠は、シンプルに眠いせいでやる気をなくしますし、体質にもよりますが身体も心も回復しきれないまま朝を迎えてしまい気持ちが乗りづらいです。
たくさん眠って、寝足りないという気持ちがないくらいになれば、『仕事に行きたくない』という気持ちが湧かない方も……いるのではないでしょうか。
『たくさん寝たほうがいいのはわかっているけど、仕事がブラックで睡眠時間はどうしても少ない』という方もいるかもしれません。
ですが中には、『帰宅してからの時間で動画を観て夜更かししてしまう』『ゲームをして夜更かししてしまう』など……
その気になれば早く就寝することはできるけど、趣味や友達とのコミュニケーションに時間を使っていて睡眠時間が短くなっているという方もいることでしょう。
睡眠時間が不足するだけで、朝眠いから仕事に行きたくなかったり、身体や心のメンテナンス時間が足りないために意欲がなくなってしまったりします。
規則正しく……というのはなかなか難しくても、仕事に行きたくない日が多い方は平日でもたくさん眠れるようにスマホやテレビやゲーム端末をいじる時間を調整してみるのもいいでしょう。
■カフェモーニングで気分アップ■
朝30分~1時間早起きしてカフェでモーニングを食べることにより気分を前向きにすれば、『仕事に行きたくない』という気持ちを抑えやすいでしょう。
例えばスタバ好きならスタバで甘いドリンクを飲むなどでもOK
おしゃれなカフェが好きならおしゃれなカフェで朝食を摂るというのもいいでしょう。
なお、都市部にお住まいだと電車のラッシュが負担で『仕事に行きたくない』気持ちになる方もいるかもしれません。
朝早起きして会社の近くのカフェでモーニングを食べれば、そのぶん早く電車に乗るのでラッシュが少しマシな時間に乗ることができる方もいるかもしれません。
ラッシュの負担が減る&気持ちが前向きになる……そう考えると、気分転換として良い手段といえますよね!?
■習慣や身体を動かすことでメンタルコントロールを目指す■
『仕事に行きたくない』と考えるとき、心が晴れやかな状態であるという方は滅多にいませんよね。
大抵の方は、『仕事に行きたくない』ときにモヤモヤ、憂鬱、辛い、悲しいなど、マイナスの感情があるはずです。
睡眠で心のバランスを調整することや、カフェモーニングでの気分転換とはまた少し違う手段ですが、朝の運動を習慣にすることで『仕事に行きたくない』気持ちのコントロールを目指すという選択肢もあります。
例えば、他人と競わなければいけないプロスポーツ選手でも取り入れることがあるのがヨガや瞑想です。
朝からヨガスタジオやスポーツジムに行くのはちょっと……という方もいるかもしれませんが、今はオンラインヨガで平日の朝5時、6時~配信をしているサービスもあります。
オンラインだとお金がかかるという場合でも、YouTube動画で確認してヨガをするという選択肢もあります。
朝、お家にいながらのヨガは、ウォーキングなどと違って外に出ないぶんスタートのハードルが低いですし、ヨガは心を前向きにしたり血行が良くなってやる気も起きやすかったり。
憂鬱な気持ちを消して心を前向きにしたいときにはとても良い方法でしょう。
朝にヨガ、それから好みによってはストレッチなどでも。とにかく軽い運動をすることで、身体も心も前向きになりやすいです。
このように、『仕事に行きたくない』ときにできる『朝のリフレッシュメニュー』というのは実は色々あります。例えば読書好きなら、特別なコーヒーを用意して読書する時間を作るなどもリフレッシュでしょう。
『そんなことしても仕事には行きたくないと思う』という方も、まずは1週間でいいので、自分が『これがいいかも?』と感じる要素のあるリフレッシュメニューを試してみてはいかがでしょうか。
乗り越え方4仕事の後に楽しみな予定を入れる。友達と会うや恋人と会うなど

仕事の後に楽しみな予定を入れて気分を上げておくことで、仕事に行く意欲を湧かせるという方法です。
特に憂鬱を感じやすい月曜日にはいいかも!?
ただし、予定があることで帰宅時間が遅くなり寝不足になると……翌朝『仕事に行きたくない』と感じるリスクがあるので、あまり遅くならないようにしましょう。
乗り越え方5いっそ1日仕事を休んでみる。休んで鋭気を養う
いっそ仕事を休んでのんびりしてみるというのも1つの対処法です。
皆が働いているときに1日休むと罪悪感を覚えてしまう方もいるかもしれませんが、自分だけがのんびりできているという特別感で前向きになる方もいます。
1日ゆっくりしてみたら、『明日は仕事に行きたいな』と感じるタイプの方もいるでしょう。
仕事に行きたくい理由を出してみる

『仕事に行きたくない』というとき、気分転換やその他対処法で解決を目指すことができます。
ただし、長期的に『仕事に行きたくない』と感じている方の場合は、単純な気分のムラや一時的な理由ではなく、心が悲鳴を訴えるような問題を抱えている状態にある可能性があります。
そのような状態で無理を続けると、心のバランスが本格的に崩れるリスクがあります。
もしも『何が原因かわからない』という場合は、会社行きたくないなどを参考にしてみると原因もわかってくるでしょう。
仕事が多い・過労などが起こりやすい環境にいる
仕事量が多いとストレスや疲労で、仕事に行きたくなくなりやすいです。
『仕事が多い』というラインについては人により異なります。バリバリ長時間労働も苦ではない方もいれば、週4勤務くらいにしておかないと辛いという方もいます。
これはどちらがいいかではなく、自分に合った働き方を考えるほうがいいでしょう。
対処法については、仕事が多い・過労であると感じるなら上司に相談しましょう。ブラック企業などで上司に相談しても無意味な環境であるなら、転職も検討しましょう。
その場合は一旦友人や家族、もしくは公的なサービスで相談して客観的な意見を聞いてみるといいでしょう。
経済的な事情やその他の事情で、その職場から離れられない気がする場合も、第三者に相談したり、必要であれば公的な制度を利用して経済的に保護されたりするのもいいでしょう。
職場の人間関係が悪い(人見知りな性格・不仲・パワハラ・セクハラなど)
職場の人間関係の悪さも『仕事に行きたくない』に繋がりますが、実は『悪い』にも色々あります。
職場の人たちの仲が悪いのを第三者として見ているのが負担というケースもあれば、当事者だからストレスというケースもあれば、パワハラやセクハラが辛いケースもあるでしょう。
上司に相談できる状況なら相談する、できない状況なら転職して環境を変えることで居心地が良くなる可能性があります。
ここまでは周囲に問題があるケースですが、中には周囲は良い人だけど『人見知りな性格だから、職場にいることが辛い』という方もいます。いわゆる繊細さんです。
繊細な方は自分を責めずに、上司に相談したり、在宅ワークやフリーランスとしての働き方含めて検討したりしてみるというのもいいでしょう。
仕事に将来性ややりがいを感じないと思ってしまっている
仕事に将来性ややりがいがないと感じているケースでも、モチベーションが下がることにより『仕事に行きたくない』に繋がることがあります。
これは本人には意欲があるのに仕事は同じことの繰り返しだったり、ただ長時間やっているけど生産性を感じていなかったり。色々でしょう。
もしも向上心が理由なら、ステップアップするために資格の勉強を始めて、取得できたら転職するというのもありです。
また、興味のある職業によっては資格の勉強段階でもその業界に転職できるケースもあります。勉強しつつ仕事でお金を稼げて一石二鳥です。
いずれにせよ、仕事に将来性ややりがいを感じないから『仕事に行きたくない』という気持ちが発生している方は、意欲ややる気があるわけなので、その状態を変化させる方法を考えていかないともったいないです。
積み重なったストレスが爆発傾向
ストレスが積み重なった結果、爆発してしまうというケースもあります。
その場合は、ストレスの原因を1つずつ紙に書き出すなどして、改善できるかできないか、できるとしたらどうやれば改善できるか考えてみるといいでしょう。
改善できないことが多いなら転職を検討するのもいいですし、転職できない理由があるなら気分のコントロールなどといった自分側の調整で緩和を考える必要があります。
仕事でミスをしてしまうのが辛い(完璧主義である)
仕事でミスをするのが辛いから『仕事に行きたくない』という方もいます。
背景には完璧主義であり、ミスする姿を人に見られるのが恥ずかしいという気持ちがあります。
しかしミスをしても、結局のところそれが原因で地球が爆発するわけではありません。
肩の力を抜いて、深呼吸して、『恥をかいたっていいか』と自分に語り掛けつつ、仕事やめたい。向いてないと思ったらやるべきことは?の記事をチェックしてみてくださいね。
正論の場合でも仕事で怒られると存在を否定された気持ちになり辛い
仕事をして怒られる……そのことについては、仕方ないと納得していても、怒られる=自分という人間が全否定されている気がしてかなりのダメージを受けてしまう繊細な方もいます。
まずは、怒られたとしても存在が否定されているわけではないと、自分に言い聞かせましょう。
それでもどうしても辛いなら、カウンセリングを利用して繊細なりの心のケアをしたり、上司が意地悪な人ではない場合は、『繊細な気質で全否定されている気がしてしまう』と素直に打ち明けたりしましょう。
仕事に行きたくない気持ちを放置するとうつ病になる可能性あり
『仕事に行きたくない』気持ちが気分転換でもメンタルコントロールでもなかなか上手く解消できず、全然対処にならないよ……という場合、精神的な負荷が想像以上にかかっている可能性があります。
そのまま無理して放置していると、鬱病になるリスクがあります。
心理カウンセラーや心療内科など、プロに相談して解決策を考えていくようにしましょう。
状況によっては会社を辞めることも検討
会社を辞めたら気分不調が即治った、転職先では『仕事に行きたくない』という気持ちが湧かなくなったという意見もあります。
状況によっては、会社を辞めるという選択もありです。
その会社の中で出世を目指しているなどの事情があるとなかなか難しいことかもしれませんが、自分の心に向き合い、どうしたいのか問いかける時間を取ってみるのもいいでしょう。
新人のうちなら仕事をやめる事も検討
『入社したら3年は耐える』というのは、よくいわれることですが……
例えばその職場で3年かけて習得したい技能や経験があるなどのケースを除けば、新人のうちに辞めるというのも1つの選択肢です。
今は転職サイトや転職エージェントで『既卒向け』『第二新卒向け』といったカテゴリーがあるくらいなので、新人で辞める方も決して珍しくありません。
新人のうちの転職活動なら色がついていなくて良いと考えて、積極採用しているケースもあります。
ただし、これも状況によりけりな部分があるので、思いつきで実行したくなったら一旦ストップ。行動の前に『本当にそれでいいか』考えて決めましょう。
心配な方は、現職の企業には秘密にして転職エージェントに登録して、転職エージェントのスタッフに『今より良い条件で転職できそうか』『働きやすい職場に行きたい』などの気持ちを伝えてみるのもありです。
転職エージェントのスタッフの話を聞いて、『今の会社にいよう』と納得できる可能性もありますし、『よし、転職だ!』と意欲が湧く可能性もあります。