転職でどこにも受からない原因を完全解説

転職でどこにも受からない原因を完全解説 転職カテゴリ

『転職を希望しているのに、どこにも受からない』そういう状況にいるときには、原因を認識して対策を取り入れる必要があります。

今回は、転職が上手くいかないときに理由になることが多い基本的なポイントと対策について、詳しく解説していきます。

>> 【無料】リクルートエージェントの登録はこちら

【無料】転職ならdodaで見つかる

転職でどこにも受からない原因を完全解説

会社ビル

転職でどこにも受からないとき、大きくわけて『書類選考で上手くいかない』というケースと、『面接で上手くいかない』というケースの2種類あります。

書類選考は通るけど面接で通らない場合の対策と、書類選考も通らない場合の対策は変わってきます。

それぞれのケースにおいて、原因を確認していきましょう。

転職エージェントおすすめランキング22選。人気会社はここ

①書類選考で落ちるなら『記載方法』『スキル』『職歴』

書類選考

書類選考で落ちるなら、書類の記載方法(内容)に問題があったり、現在のスキルが企業側の求める基準を満たしていなかったり、職歴の短さや内容(応募先業界は未経験など)が引っ掛かっていたりという理由が考えられます。

書類の記載方法については、ネットでもフォーマットを確認できるので、調べることは簡単です。

ただ、フォーマットに合わせてマナー良く記載していても、内容によっては書類選考に通りづらくなります。

例えば、20代なのにもう何社もの職歴がある場合は一般的にマイナス要素になります。若いのに何社も経験している=すぐに離職しているということ。

海外だとそこまで気にしないケースもあるようですが、日本だと離職ペースの速さはマイナスとして捉えられることが多いと把握しておきましょう。

『採用してもすぐに辞めるだろう』と感じられてしまうからです。

そして転職活動でまず書類選考が上手くいかない方がやってしまいやすい失敗は、現在の自分のスキルでは選考対象になりづらい企業へ応募してしまうことです。

極端な例を挙げるなら、『雑誌か漫画の編集者として3年以上勤務した経験がある方』と募集要項に記載している出版系の求人があったとします。

ここに『業界未経験(だけど正社員としてのスキルは高い)』という方が応募したとしても、書類で弾かれる可能性があります。

仮に難関資格などを持っていても、求められているスキルとミスマッチになっているからです。

ここまで極端な例までいかなくても、例えば『雑誌の編集者として2年働いてきた』という方が応募した場合でも、書類で弾かれる可能性があります。

『3年以上という募集要項をそもそも読んでいない(見ていない注意力のない人)』と判断されることがあるからです。

(※ただし、この場合は他に注目される要素があったり、たまたま他に良い人材からの応募がなかったりすると採用になる可能性もあります)

大切なのは、自分のスキルと求められるスキルがマッチするところに応募することです。

これは決して『スキルが高くないとダメ』という意味ではありません。高いスキルなど求めていない待遇の良い求人というのもたくさんあるでしょう。

マッチするところを選んで応募する、そうしなければ仮に高いスキルを所持している場合でも書類で落ち続ける可能性があるのです。

②面接で落ちるなら『自己PR』や『転職活動の動機』など

面接で落ちる場合は、自己PRの内容や転職活動を始めた動機が引っ掛かっているケースが考えられます。

面接でまず最初に聞かれることが多く、そして企業面接のマナーを知らないと意外とハードルが上がるのが『自己紹介』です。

視点を変えると、マナーと要領さえ掴んでしまえばどこに応募するときでもある程度使い回すことができます。

クリエイター業界など独創的な応募者を好む企業もありますが、日本の企業は型通りの中で上手に自己紹介や自己PRができて、コミュニケーションが取れる(意思疎通)できるというポイントを重視することが多いでしょう。

転職で受からない。書類選考で落ちるときの対策

書類

書類選考で落ちるときは、その企業が求める募集要項を満たしていないか、もしくは他にスキルの高い応募者が多数いたか……という、どちらかに該当している可能性が高いでしょう。

募集要項と現状が大きく離れている状態だと、面接で人柄や熱意を見るというところまで進めないことがあります。

普段は人柄や熱意優先という企業の場合でも、同じタイミングでスキルの高い応募者が多数いればどうしてもそちらを優先して面接に呼ぶ形になってしまいます。

書類選考で落ちるせいで上手くいかない……というケースにおいては、求められるスキルと自分のスキル(現実)がマッチする企業に応募しましょう。

例えばどうしても入社したいA社があるとして、書類選考で上手くいかなかった=(他の理由である可能性もゼロではないとはいえ)基本的には求められているスキルを満たしていないと考えることができます。

それなら一旦別の企業で経験を積んでスキルを身に着けてから、またA社に応募するという対策を取れます。

『特定の行きたい企業があるけど書類選考で~』というときには、こういう対処方法もあると把握しておきましょう!

その瞬間は上手くいかなくても、長期戦で考えて入社を目指すということです。

そこまでこだわりのある1社は特にない……というときには、書類選考で通りやすくするための対策を行い、諦めずに対応していきましょう。

記載方法⇒もう一度応募書類を確認

応募書類

書類の記載方法の問題で書類選考で上手くいかないというのは、他に引っ掛かった要素が考えられない場合において考えられる理由です。

基本的に企業はスキルや職歴を優先してチェックします。

記載方法(書き方)で弾く場合は、これ単体が理由ではなく総合したうえでそれも後押しになった……というケースが多いでしょう。

つまり、記載方法がきちんとしていれば総合したうえで『記載方法という加点があったから書類選考に通す』ということもあるかもしれないのです。

これだけが理由になることは滅多にないとはいえ、これが足を引っ張る可能性は充分あるので、丁寧にわかりやすい内容での作成を心掛けたいものです。

記載方法はネット上にたくさんサンプルも出ているので、参考にできます。クリエイター業界でなければオリジナリティや独創性ににこだわらなくても問題はないでしょう。

逆にクリエイター業界ではないのにオリジナリティや独創性にこだわると、企業によってはマイナス印象になる可能性があります。

スキルが達していない⇒応募先を調整することも検討

自分で『どうして書類選考で上手くいかないのか』と考えたときに、スキルが達していないからかもしれないという答えが出たなら!!

応募先を調整することも検討しましょう。

スキルに達していないことは悪いことではありません。

ただ、スキルに達していないところに何度応募を繰り返しても、書類選考で不利になり続けるので、スキルに合わせて応募先を絞り込みましょう。

求人情報サイトや転職サイトで『未経験者OK』『初心者歓迎』『スキル不問』などの、応募ハードルを下げてくれている企業に注目してみてください。

例えば当サイトでも転職サイトおすすめ19選を比較などを紹介しています。

何となく、求められるスキルが高い求人のほうが条件が良いようなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

しかし、応募ハードルが低い企業でも待遇が良かったり働きやすかったりする職場はたくさんあります!

スキルが理由になっているときには、焦らず無理せず、求人選びを考えてみましょう。

短期間で離職している⇒転職エージェントに相談

短期間で離職していることが引っ掛かっていると考えられるなら、離職理由が前向きな印象になるようにする……というのも1つの方法ですが、自信がないときには転職エージェントを頼りましょう。

転職エージェントは、無料で書類添削や面接練習をしてくれます。

転職エージェントのメリットとデメリット

良いアピールの仕方を一緒に考えてくれるでしょう。

それだけではなく、転職エージェントからの紹介で選考を受けることにより応募先企業の印象がスタートから前向きになることがあります。

転職エージェントと、そこに求人を出す企業はある程度コミュニケーションを取っていたり、場合によっては転職エージェントのスタッフが社内見学や取材を実施していたりします。

何も関わりのないところから応募してくる個人と、転職エージェントがヒアリングしたうえで紹介する個人……

職歴やスキルのレベルが乖離しすぎていなければ、基本的に企業は後者を取りたくなることが多いでしょう。

転職エージェントの利用には、こういうメリットもあります。

なお、何が原因で転職活動が上手くいかないのかわからないという方の場合でも、転職エージェント(もしくは就職支援サービス)への相談を検討するといいでしょう。

転職で受からない。面接で落ちるときの対策

転職活動において、書類選考は通るけど面接で通らない……ということが続くと、面接は移動交通費がかかるわけですし、気合いも入れて時間を割くぶん精神的なストレスも大きくなりますよね。

書類選考は通っているなら、基本的に求められているスキルはクリアできていると判断できますし、企業側も採用の候補として考えてくれています。

面接で上手くいかないときには、他の応募者でもっと条件の良い人がいただけで、自分には何の落ち度もない(きちんと頑張れている)可能性もあります。

『しかし、繰り返す回数が多い』とか『何となく違和感を覚えている』とか。

そういうことなら、対策を取っていくのがいいでしょう。

自己紹介の失敗⇒喋る内容や量についてもう一度確認

企業面接の自己紹介は1分以内で簡潔にまとめることが大切。長すぎないようにしましょう。

自己紹介で伝えるべきことは、名前と職務経歴です。

職務経歴は淡々と事実だけを述べても問題はありませんが、携わった業務の中でも自己PRに繋がる経験をした業務のことや習得したスキルに関連する業務に触れると、面接官に興味を持ってもらいやすくなります。

このようにわずかなアピール要素は織り交ぜつつも、基本的に自己紹介の段階では、自分の強みや長所のアピールをガンガンする必要はありません。

アピールが強すぎても、『自己紹介を勘違いしている』と受け取られてしまいます。

強みや長所については、自己PRを求められた段階で伝えます。

自己PRに失敗⇒説得力が出る内容にする

自己PRは過去に自分が成し遂げた実績(基本的には仕事関連)について、面接の場で伝えます。

このとき大切なのは、説得力のある内容にすること。

例えば、『これをしました!』と結論だけをポンと伝えるのではなく、具体的にどういうことをしてそれを実現するに至ったのか、過程の努力にも触れるといいでしょう。

熱意や努力を伝えて前向きな印象にしたいにしても、過剰にアピールしすぎないことも大切です。

過剰なアピール、そして喋っている内容が空気を読まないくらい長いと『我が強い』と捉えられてしまうこともあります。

自己主張してなんぼなお国柄ならむしろこれは前向きに捉えられるかもしれませんが、日本においてはまだまだ自己主張してなんぼという状況にはなっていません。

簡潔に、わかりやすく、それでいて具体性を持った自己PRにするといいでしょう。

できれば面接をしてくれている企業が求めるスキルに合う要素に触れると、さらに良いです。

仮に業界や業種が違う場合でも、自己PRの中に応募している仕事と関連する要素、応募している仕事でも活かせる要素を織り交ぜると印象を良くしやすいです。

志望動機の失敗⇒曖昧な内容にしない!熱意は伝わるように

自己PRの内容も大切ですが、転職活動では志望動機も大切です。

転職活動というのは新卒と違って既にどこかで働いている方が職場を移るために行うもので、極端な話、転職しなくても現職を続けていれば仕事があるわけです。

そんな状況からあえて別の企業に移るとしたら、前向きな理由か、前向きではない理由か、どちらかに分類されるでしょう。

当然ながら前向きな理由を述べることが大切になります。

そしてもう1つ忘れてはいけないのは、『その企業に応募した、しっかりとした理由』です。

日本にはたくさん企業があります。

その中で、あえてその企業を選んで応募したのには何かしらの理由がありますよね?

その志望した理由の伝え方に問題があって、面接での上手くいかない感じに繋がることもあるのです。

転職活動での志望動機は『その企業がいい理由がある』と、熱意が伝わるように伝え方を調整する必要があります。

『その企業がいい理由』というのは、その企業と同じ業界の他社ではなく『その企業を選んで応募した理由』であり、そして入社できたら『その企業で何をしたいのか』です。

何をアピールすればいいのか、『もう何もわからない!!』という方はまずこの2つの要素を磨いて志望動機を作りましょう。

『応募しやすそうだったから』とか、『数打っているうちの1つ』とか。そういう理由で応募する方もいるかもしれませんし、それも悪くはありません。職業選択は自由です。

ただし、その場合でも志望動機はしっかり前向きな理由で作っていく必要があります。

企業(採用担当として時間を割いてくれる面接官)への思いやり、礼儀として、上記の要素は磨いて志望動機を準備しておきましょう。

転職しようとしている動機が引っ掛かっている⇒前向きな伝え方に変える

転職活動の動機が面接時に引っ掛かって上手くいかないケースもあります。

まず、転職活動を始めた動機が、『人間関係が上手くいかなくて』『仕事が不満で』というのは別に悪いことではありません。

ただ、採用する企業側にとっては『うちに入社しても同じことになるのでは?』と心配になってしまう内容ではあるのです。

嘘を吐くのではなく上手に隠したり、前向きなニュアンスにしてアピールしたりしたほうが無難です。

そして、その企業に応募した特有の理由まで伝えられると良いです。

その企業でしかできないことについて触れたり、その企業で自分はどうなっていきたいか前向きなビジョンに触れたり。

前向きさは、面接で注目されやすいポイントです。

転職活動のまとめ

転職活動をしていて、上手くいかないことは珍しくありません。

1発で希望の企業に採用という華々しいケースもあるでしょうが、何回も応募を繰り返す方もいます。

1回や2回の不採用ならたまたま他にもっと条件が良い応募者がいたと考えることもできますが、注意したいのが同じパターンを繰り返しているとき。

書類で上手くいかない、もしくは面接で上手くいかない……何社受けても同じ状況ということであれば、対策を取り入れたほうがいいでしょう。

対策に向き合うだけでびっくりするくらいスムーズに進捗する可能性もあります。

『対策をしたけど変わらなかった』『どの対策をすればいいのかわからない』

このような状況では、転職エージェントを頼るといいでしょう。転職エージェントを利用すれば、書類添削も面接サポートもしてくれます。

何が引っ掛かったのかわからない方も、転職エージェントのスタッフの意見でわかることがあるでしょう。

転職活動の方法は色々!自分に合った方法で対応していきましょう。

【無料】リクルートエージェントの登録はこちら
タイトルとURLをコピーしました